写真の左側はネーム入り新書版のイ草のブックカ
バーと、右側はイ草の産地・熊本地震の復興チャリ
ティーとして作られたオブジェです。
 作成したのは「イ草」クリエーターの伊藤知美さん。
彼女の実家、松葉畳店さんは、今年ワークショップもできる店舗としてリニューアル・オープンしました。
 バッグやコースターなどのイ草グッズの他に、
熊本産の最高級のイ草を使用した畳、フローリングでも楽しめる小さな置き畳、寝ござなど、身近な和の暮らしを提案してくれる素敵なお店です。

   松葉畳店:焼津市中新田1005-5
   TEL.054-624-9669

「イ草」香る暮らしを

 和み主催のSさんが、ふすまの紙の余った部材を生かして、こんなかわいい
手提げ袋を作って下さいました。
ふすまの紙だから、結構丈夫です。

 さて、何を入れて?プレゼントしようかな〜。

見違えちゃった!

耳より情報 5 感震ブレーカー

 「自分の足で最後まで歩きたい」私たちシニアの永遠の目標です、
高齢のため歩行に不安を覚えた義母。
先月から廊下に上記のような手摺と、4点杖を使い始めました。
転倒して骨折しないように、杖の練習中です。

シニアライフを安全に

 もし、建具が災害などで浸水してしまったら、
すぐに捨てないでください。
浸水した際の泥などの汚れを丁寧に取り除き
消毒用アルコールでカビの発生を防ぎよく乾燥させる
ことで、再生できる建具もあります。
左の障子は、下が浸水しましたが、
上記のように乾燥させて襖紙を張り替えて
再使用可能でした。
 山で育った木を素材にした建具は、
通水性に優れているそうです。
災害ごみをなるべく減らしたいものです。

捨てないで!

 2、3年ごとに障子を張り替えています。
今年で41年目になる自宅の障子を先日、張り替えをしました。
障子の組子のボンドが古くなって取れやすくなっている所は補強し、
古い障子をはがして、よく汚れを取り十分乾燥させます。
この乾燥が不十分だと、木のアクが出て、障子が茶色になってしまいます。
そのため、急がず木と対話しながら張替えをやりました。
よく1日で張替えをしてほしいと言われますが、上記の理由で急がない方が良いです。
年末になると寒くなるので、早めに張替えをやりましょう。
 破れにくい丈夫な障子紙など色々な障子紙がありますので、
詳しくは、お問い合わせください。
 障子の大きさや、本数をお知らせ頂ければ、対応いたします。

41年目の障子

の張替え

避難する前に、家のこんな所をチェックしましょう
1、トイレ(水圧による逆流を防ぐ)
2、地下収納庫(浸水により浮いてくるので注意!!)
3、エアコンの室外機(もし浸水したらまず点検して
  もらいその後で電気を入れてください。)
4、お風呂のボイラー
5、浄化槽のブロワー(漏電注意)
6、ペットがいる人は、キャリーに入れる訓練を日頃からしましょう(避難所が無理な場合は2階以上の垂直避難を)
7、お風呂に水を張る
被害にあう前に火災保険の適用範囲を是非チェックしておこう。

浸水の危険を感じたら

 リフォームの時に腰痛になったり、高齢になっても使えるように椅子に
座って使える介護用の洗面台にしました。
ちょうど、腰痛になってしまい当社の補助椅子を組み合わせて使って見たら
とても具合が良かったです。
このタイプは膝が入り引き出せる鏡を使い近くを見ることが出来ます。
自宅での生活をより長く望む時に、椅子の生活になっても炊事や洗面が
出来るのは心強いですね。
(洗面台の高さは色々なので高さの調節できる椅子を使うのが一般的です。)

座れるって助かる

自分で障子の張替をする場合のポイント
1、埃をきれいに取り除く。(角は筆や歯ブラシなどを使用してきれいにしてください。)
2、古い障子紙を、きれいに剥がすには上の写真のへらを使います。
  古いノリは、特に水に湿らせてしばらく置いてきれいに剥がす。
3、木のアクが出ないように、よく乾かす。
4、障子紙を切るときの、カッターの刃は鋭利なものを使う。

さっぱりと真っ白い障子紙は、私たちの心まで新しい風を運んでくれます。
自分では、とても大変!!と思った方は、どうぞ弊社までご連絡ください。

「子供たちに木のぬくもりを」
Aさんからお孫さんへのプレゼントです
木との出会いがこの一歩から始まります。

座面が広いので子供さんが成長したらインテリアとして
植物を飾ったり出来ます。
材料は、タモ、ヒバ、スプルスなどの無垢材
端材を使用する為、予約をお願いします。

この一歩から

襖や障子をはずした時に、はめる順番が分からなくなる時があります。
右の写真のように、建具の上に合わせがわかるように書いておくと
便利です。(例4枚の扉の場合:左オク、左マエ、右マエ、右オク)
左マエと右マエが中央で合わせになっています。

耳より情報 4

プロジェクト
TOUKAI(東海・倒壊)−0
耐震補強済みのシールをもらいました。
TOUKAI−0」のホームページを見て下さい。

 11年前に、耐震診断をして頂いたのですが、いざ見積と、工事をする段階になって、子供の教育費が気になり、結局棚上げになってしまいました。
 子供が巣立ち、高齢の母のため、今がそのチャンスと思い、11年ぶりに耐震診断を詳しくやり直した結果、総合評価が0.25でした。市からは、1.0以上に改善すると補助金が出ます。
1月から同じ家に住みながら工事を始めました。
工事の段取りが良かったのでリフォームを含め、約1か月半で終わりました。
 一番大きく変わったのは、写真の右にあった6枚のガラス扉の内、2枚を無くし壁を作りました。
 興味のある方は、ご連絡ください。

11年がかりの耐震工事

 表替えしたばかりの、い草の香り。
先代、武雄が元気な頃から、「俺は、畳の上で死にてぇ」とよく話していたことを思い出します。
その「たたみ」の部屋で、母は表替えの時、前のい草で作ったゴザを
敷き、その上にベッドを置いて生活しています。
先日、ベッドから立ち上がる際に、大きくバランスを崩し頭から、どさっと
転んでしまいました。本人もこんなに強く打ってしまったのによく怪我が
無かったと、安どしていましたがその時に、はっと気が付きました、ここがもしフローリングの床だったら、骨の弱い高齢者はこの位では済まなかっただろうと。い草という自然素材がそこに住む人を温かく見守っていてくれていると気づいた、とっさの出来事でした。

静かな見守り「たたみ」

 大きな地震の際に、発生する火災の、その多くは電気が原因と言われています
避難するときに、電気のブレーカーを落とす事が難しいので、地震が収まった後
電気が復旧した時に火災が発生する事があります。
 そうした火災を防ぐために、感震ブレーカーの設置を政府が進めています。
市町村によっては、補助金制度があります。
 

ストップ見落とし

1.黒潮の大蛇行が原因で線状降水帯ができやすくなっているそうです、その予測が難しく今回は油断しました。
2.自宅より高い場所に車を避難させましたが、水没してしまいました。 今後は、より高い避難場所を探す予定です。
3.水没したハイブリッド車はエンジンをかけてはいけないそうです。プロに任せるべき。
4.平屋の方は、近所の2階以上の家を緊急時の避難場所に平時からお願いしておくとベストです。
5.地下収納の中身を上にあげると、停電の時とか、床上まで浸水して穴が見えない場合があるので、
   充分注意してください。
6.やはりトイレには困りました、浸水してトイレが使えなくなります、家族が多いと複数のポータブルトイレや
   携帯トイレを用意しましょう。
7.床下浸水と思っても畳の被害がある家がありました。一応調べてみましょう。
8.時間がたつと分かってくる被害もあります、フローリングの床下、壁の境目など・・・
9.車両保険は必須です、火災保険は内容を吟味して入りましょう。
10.水が引いても、不快な匂いが消えないので消臭剤を使いました。
    特に、ハル・インダストリのエアソフィア・ハイパーが優れ物でした。臭い匂いが取れると、ストレスが和らぎます。

とても効果があった
消臭剤エアソフィア

床下収納・水没

2022年9月台風15号の水害を経験して

玄関の柱(床上47センチまで浸水)

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 高齢者の入浴、寒暖差のある時は特に気を使います。
この右側の手すりは、最もヒートショックが起こりやすい場所に付けました。
この手すりが付いてからは、お風呂場から脱衣所にゆっくり安全に出てこれるようになりました。
 
 特に寒いときは、浴室内で身体をよく拭いて一枚シャツを着て出てきたり
タオルを上からかけて、保温する工夫が必要ですね。

ヒートショックで事故!そうなる前に

 昨年の、台風15号の水害の際に、室外機も浸水しましたが何とか無事に使えました。でも、この室外機は家の外にあるため火災保険の対象外のケースが多いです。そこで、対策としてこの室外機の台を作りました。浄化槽のブロアーのコンセントも上にあげてもらいました。地味ですが、事前にできる水害対策です。
 
水害にあった時は、雨水の配管の中に土砂が溜まっていないか確認をすることをお勧めします。溜まっている時は、取り除いた方が安全です。

エアコンの室外機を約60cm高くしました!

 水害のたびにショートして停電の被害を受けたので、コンセントを75cm上に移動しました。 ブロワーは水害のたびに浸水したので、新しく交換しています。
 家の中だけではなく外回りも注意が必要です。

浄化槽のブロワーのコンセントを75cm、上に移動しました。

 2024年1月1日、能登半島地震が起こりました。
一日も早い復興が、待たれますがまずは現状把握です。
 以前、弊社の台風15号の水害の時は建物ばかりに目が向いて雨水の排水溝まで気が回りませんでした。
たまたま、エアコンの台を設置してくれていた電気工事の方が雨の日にこの場所だけ雨水があふれていて中に土砂が詰まっているのではないのかと教えてくれました。
 その後、調べてもらったら土砂が詰まっていたので専門の業者の方にきれいに洗浄してもらいました。
 再び水害に見舞われないための重要な一歩でした。

扉と暮らし

TEL: 054-629-5777 FAX: 054-627-4286

株式会社 長島建具